2024年12月– date –
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星の流れに
現在、執筆中の「(仮)横須賀一九五三」の中から、一部をみなさまに紹介します。完成原稿では少し違う形になっているかもしれません。 神奈川文書館で、戦後混乱期の女性たち、子供たちの過酷な現実を知り、横須賀中央駅についたのはすでに日が落ちる... -
Yokosuka1953の書籍化、朝日新聞で紹介していただきました
本日の朝日新聞(和歌山版)に、Yokosuka1953の書籍化についての記事が掲載されました。 取材にも来ていただき、私以上に、私の気持ちを書いてくださっています。 「戦争の体験者、その空気を知る人たちが次々とこの世を去る中、特に苦難や悲しみなど、... -
映画職人の道具箱
私の祖父、木川義人は映画会社「大映」に勤めた映画職人でした。その名は日本映画データベースにも掲載されています。祖父は耳が少し不自由だったため、戦争には行けず、その影響もあってか、戦中の映画ではエンドロールに「美術」や「装置」として名前... -
さよなら、矢櫃。
矢櫃LIP 和歌山大学観光学部には、かつて「LIP(Local Internship Programme)」と呼ばれ、今は名称が変わった地域と共同で行うフィールドワーク授業「LPP」があります。LPPでは地元の自治体から依頼を受けて、学生を募集し、地元と学生が一緒にプロジェ... -
あるけあるけ 浪江町、未来への歩み
2024年の3月に和歌山市で開催した「第2回きのくに学生ドキュメンタリー映画祭」で、慶應大学の学生たちが制作した「あるけあるけ 浪江町、未来への歩み」がグランプリとなりました。この映画祭を主催している立場として、本当に素晴らしい作品を映画祭... -
映画「死神」は今もまだ、、、
福井工業大学には2006年から奉職して、2015年の3月まで。9年間をつとめました。大学教員としては初任地。就職した年はまだ29歳だったので、20代から福井にいたってことになります。大学を卒業後、スリランカに就職して、中国大連からマイアミ、ロンドン... -
見えない縁を辿る、雪の函館へ
現在、映画「Yokosuka1953」の書籍化を進めており、クラウドファンディングにも挑戦しています。どんな本を書いているのか、その一部を紹介していきたいと思います。最終的な原稿とは少し内容は変わるかもしれません。今回は、Yokosuka1953と平行して行っ... -
「真鶴の美の基準と、横須賀の知られざる歴史」
2024年12月9日に、東京は田町になる建築会館にて、Yokosuka1953の上映もある研究会が開催されます。 第 94 回空間研究小委員会研究会「ドキュメンタリー映像で都市空間を読み解く」都市空間を表現する手法の一つとしてドキュメンタリー映画が注目されてい...
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